頭皮マッツサージにおすすめのオイル6選
美容サロンに行って髪を染めてもらったり、縮毛矯正やパーマなどをしていると頭皮へのダメージって結構気になりますよね。
- 「シャンプーをしていると頭皮が敏感で少しかゆみがあるんです。」
- 「最近、においが気になってきたかも。」
- 「頭皮が乾燥していてたまにフケが気になる・・・。」
- 「抜け毛や白髪にならないように今のうちから予防したい!」
など、頭皮の悩みっていろいろありますよね・・・。
けど、頭皮をオイルマッサージをすることで結構改善することが多いんです。頭皮オイルマッサージの効果や具体的なやり方・注意点などをまとめてみました!
Contents
頭皮のケアが必要!?
実は、頭皮には目に見えない大気中のチリやホコリが少しずつ付着しています。
他にも、毛穴には古い皮脂や老廃物がたまっていて、普段のシャンプーだけだとなかなか全部落ちきらないんですよね。
ワックスやスプレーをつかっている方も多いと思いますが、これらのスタイリング剤も普段のシャンプーだけではすべては落ちきりません。むしろ頭皮にくっついて残ってしまいます。
しかし、頭皮のオイルマッサージをすることによってたまった落ちにくい汚れを除去し、清潔に保つことができます。
頭皮オイルマッサージの7つの効果
乾燥を防いでかゆみをなくす
マッサージに使うオイルが保湿効果をもたらし、乾燥を防ぐので、乾燥によるかゆみやフケを予防します。
顔のリフトアップ
頭皮のマッサージは顔の前から後ろへ流すように行うので、リフトアップ効果があり、顔のシワやたるみの防止や小顔効果が期待できます♪
頭のコリをほぐして代謝アップ
聞いたことがあるかもしれませんが、肩や首と同じように実は頭皮の筋肉もこっています。
特に後頭部などは首とつながって重い頭をささえている筋肉があるので、コリやすいです。
マッサージによって頭のコリがほぐれて血行がよくなり、代謝の向上が期待できます。
抜け毛、白髪予防
マッサージによって血流が良くなることで、栄養が行き届き、頭皮が健康になります。
また、オイルの栄養も頭皮から直接吸収することで抜け毛や白髪予防が期待できます。
古い皮脂を除去する
頭皮の毛穴につまった古い角質や皮脂汚れ、普段のシャンプーで落ちにくいスタイリング剤などがオイルに溶け流れ出ていきます。
頭皮の保護
マッサージに使うオイルは酸化しにくい効果があって、オイルの膜が紫外線のダメージから守ってくれます。
ツヤのある美しい髪になる
オイルマッサージによる頭皮の健康効果で新しく生える髪も同様、ツヤとうるおいのある健康な髪の毛になります。
また髪についたオイルが直接保湿することで既に生えている髪の毛にも効果が期待できます。
さまざまな効果が期待できる頭皮のオイルマッサージ!
でも、美容サロンでやるとしたら毎回予約するのも面倒だし、お金もかかってしまうし・・・悩みどころ。
可能なら、お風呂に入ったときに自分でやれるといいですよね!
ここからは、セルフ頭皮マッサージにおすすめのオイルやマッサージの方法をご紹介していきます!
頭皮マッサージにおすすめのオイル
ホホバオイル
ホホバオイルは頭皮の栄養となるビタミンやアミノ酸、ミネラル成分が多く入っています。手触りはさらっとしていて、皮脂のにおいを抑える殺菌成分があります。
ホホバオイルは低刺激で保湿性も高いので頭皮ケアにとっても相性がいいですよ!
ホホバオイルには精製と未精製のものがあります。未精製のものは濃度が濃いのですが、不純物が肌に合わない場合があります。
精製物は不純物を除去している代わりに濃度がうすまっているので、使い分けするといいですね。
オリーブオイル
オリーブオイルのメリットはなんと言っても身近に手に入れやすく、コスパがいいこと。もちろんスーパーなで売っている食用のものでOKです。
マッサージに使う場合はエキストラバージンオリーブオイルが抗酸化に強くおすすめです。
食用のものを化粧品として使うのは抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、むしろ普段体内に入れているものなので、安全です。心配せずに使ってみましょう!
手触りは比較的重めですが保湿力が高く、頭皮の脂となじみやすいオイレイン酸のほかビタミンが多く含まれています。
アルガンオイル
アルガンオイルには頭皮の脂となじみやすいオイレイン酸やリノール酸のほかビタミンを多く含んでいます。手触りはさらっとして潤いを与えます。
椿オイル
髪の毛のケアとして代表的な椿オイルですが、頭皮の脂となじみやすいオイレイン酸のほかビタミンやミネラルが多く含まれています。
手触りは少しとろっとしていて、皮脂のにおいを抑える殺菌成分があります。植物性で頭皮のケアにもぴったりです。椿オイルは市販の商品として多く普及しているので、入手しやすいです。
スクワランオイル
酸化しにくく、さらっとした手触りのオイルです。
皮脂のにおいを抑える殺菌成分が入っていますが、浸透性や保湿性も高いです。サメの肝臓を使った動物性とオリーブを使った植物性があります。
馬油
動物性の馬油には頭皮の脂となじみやすいオイレイン酸やアルファリノレン酸が多く入っています。馬脂は浸透性がありツヤや潤いが頭皮や髪の毛用のオイル商品が販売されています。
沢山オイルがあると、どれか迷ってしまいますが、おすすめはホホバオイルです。ホバオイルを使った頭皮マッサージに効果があるという口コミが沢山あり話題になっています。
ホホバオイルは市販ではあまり販売されていませんので、ホホバオイルを入手したい場合はオーガニックストアや通販などがメインになるでしょう。
無印良品でもホホバオイルを販売しているそうですので、そちらもチェックしてみてください!もちろん入手しやすいオリーブオイルでも十分効果がありますよ!
オリーブオイルでやってみたい方はエキストラバージンオリーブオイルをつかいましょう♪
頭皮オイルマッサージのやり方
マッサージの前にブラッシング
マッサージの前にブラッシングをすることで指どおりが良くなり、汚れが落ちやすくなります。
引っかかりがとれるので、マッサージもしやすくもなります。根元から毛先へゆっくりブラッシングしていきましょう。
オイルをつける
500円玉くらいの大きさのオイルを手に取り、両手の指になじませてから頭皮に塗っていきます。
頭皮全体に行き渡らせるのには量が少ないと感じる方も多いかと思いますが、あまり大量にオイルをつかってしまうと後で落とすときに大変ですので、用量を守りましょう。
ショートカットの場合は100円玉くらいの大きさで大丈夫です。
スプレーボトルを持っている方はスプレーで塗布する方法も頭皮に幅広く行き渡るので効果的です。
塗る場所は育毛剤などと同じで、おでこから後頭部へラインを引くようにしながら、平均して行き渡るようにつけていきます。
画像と同じ位置を参考にしてみて下さい。なるべく髪ではなく頭皮につくように髪を割ってつけていきましょう。つけ終わったらオイルが行き渡るように全体をもみこみましょう。
全体にぬれたら次はマッサージです。
マッサージの流れ
1. おでこから後頭部へ両手指を広げてぐっと押しながら流していきます。
たまった老廃物を流すような気持ちでやってみてください♪
2.次にハンドボールをつかむような形に指をひろげて、頭をかるく押しながらマッサージします。
こっているなと思うところを重点的にマッサージしてみるのもいいですね!
3.手のひら全体で頭皮を押して、おでこから後頭部の方に押していきます
眼球疲労がある方は、こめかみにははコリがあります。普段PCやスマホをよく使う人はここのコリをほぐすと目の疲れを取る効果があって、とっても気持ちいいですよ。
4.最後に、おでこ→後頭部→首→鎖骨の上側のほうへ指でやさしくリンパを流します。
ポイントは指の腹でやさしくなでるようにすること。鎖骨の位置までリンパを流したら、鎖骨リンパ節をかるくマッサージしましょう。
一緒に押したい3つのツボ
マッサージが終わったら、首のツボも押していきましょう。ヘッドマッサージと一緒に行うことで頭皮への血流を良くします。
1.風池は肩こりや神経に良いツボ。
2.天柱は頭痛、目の疲労に良いツボです。他にも血行を良くし代謝を上げます。
3.亜門は肩こり、首の疲れに良いツボです。他にも覚醒作用や鼻の通りを良くする効果があります。
最後はオイルの洗い流し
シャンプー前にまずシャワーだけで汚れを流しましょう。
そのあと、シャンプーして頭皮についているオイルをしっかり洗い流します。あわ立ちがよくない場合はしっかりあわ立つまで再度シャンプーしてみてください。
頭皮マッサージでの4つの注意
1.オイルは乾いた頭皮に
オイルを塗るときは乾いた頭皮にぬりましょう!メイク落としと同じで、頭皮が水でぬれてしまうとオイルをぬっても角質や皮脂などが落ちにくくなってしまいます。
2.爪を立てないで!
爪は頭皮が傷つけます。頭皮が傷つくと、かさぶたができたり、頭のかゆみが悪化するほか、抜け毛やさまざまなデメリットがあります。
指の腹などでやさしくマッサージしてください。
3.ゆっくり動かしながらマッサージする
マッサージを素早く行うと摩擦で頭皮が傷つきます。
4.頭皮は叩かないで!
叩きマッサージを行うと頭皮を傷つけてしまうことが分かっています。頭皮は繊細ですので強い刺激は避けましょう。
頭皮マッサージの頻度はどのくらいがいいの?
時間をとりそうな頭皮のマッサージですが、なかなか毎日できないですよね?
どのくらいのペースでやれば十分なのか気になるところですが、通常、頭皮の健康を保つには2週間に1回のマッサージで大丈夫です。
ワックスやヘアスプレーなどのスタイリング剤を多様する方は汚れがたまりやすい為、1週間に1回以上行う方がいいでしょう。
頭皮ケア・保湿のやり方
シャンプーのあとは保湿をすることで、うるおいのある健康な頭皮を保つことができます。
さいごに、オイルを使った保湿の手順をご紹介します。
1.オイル保湿は十分なタオリングのあとで髪が濡れていると頭皮にオイルを定着させることが難しいです。保湿の前に、しっかりタオリングをして髪の水分を拭き取りましょう。
2.オイルをつける
「100円玉」サイズのオイルを手に取り、指先になじませて、うすく全体にぬっていきます。全体にぬれたらかるく指の腹でマッサージして全体になじませましょう。
3.ドライヤーで乾かす
ドライヤーは温風で毛の根元から毛先へゆらしながらかけましょう。濡れている感じがなくなってきたら、冷風に切り替えてドライをしましょう。
頭皮に過度の温風をあてると、保たれていた水分まで蒸発して乾燥してしまいます。また、冷風は髪の毛のキューティクルを引き締める効果があります。
ブラッシングをするのは乾いた後がおすすめです♪乾かしながらブラッシングをすると髪の毛が痛んでしまいます。
まとめ
頭皮のオイルマッサージのやり方やオイルの選び方などをご紹介しました。
頭皮に多い悩みとしては「かゆみ」、「におい」、「フケ」などがありますが、効果を実感している方が多数いますので、これらに悩んでいる方はぜひ試してみて下さい!
また、なるべく予防したい「抜け毛」、「白髪」にも効果が見込めます。
カラーやパーマ、スタイリング剤をよく使う方は思っているより頭皮のダメージがあるかもしれません!
この機会に頭皮のケアも気にかけてみてはいかがでしょうか!